学校法人どんぐり向方学園

学園・寮の様子

どんぐり向方学園が所在している長野県天龍村向方地区は天龍村の中でも特に山深いところに位置しており1956年までは神原村の中心地でした。その中で向方の学校は一時期200人の児童生徒が在籍する時期もあったそうです。その栄えが今も続いているわけではありませんがどんぐり向方学園が再び向方に光を差しました。小規模な学校ではありますが学校や寮と1年間の活動の様子を紹介したいと思います。

寮の様子

本校の小中学生は基本的に、親元を離れ、寮生活をしながら学校生活を送ります。ほとんどの子どもが初めての入寮となり最初は不安でいっぱいです。中には泣いてしまったりホームシックにかかる子も居ますが上級生や先生、寮母さんに支えられ、だんだんと自立していきます。それは、雛が親鳥と飛び立つ練習や獲物を捕まえる練習をし、最後に自立していく様に似ています。

寮のルールは教員や舎監で話し合い、児童生徒間でも会議をして決まっていきます。ゲームは禁止とし、携帯電話も保護者と通話のみ可能で使用時間も制限しています。理由として、学園生活の間は引きこもりやトラブルの原因となるものから離れてのびのびと育ってもらいたいという願いがあります。お菓子の持ち込みも禁止とし、学園内で出されたおやつやお小遣いで買ったものを許可しています。

寮の様子も紹介したいと思います。この寮の建設費は、天龍村が資産を投げうち賄われました

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