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教育課程☆平成25年度開講教科・科目一覧☆

通信制(どのように登校するか。)

  • 通信制は、勤労者が学ぶ課程として昭和37年に制度化されました。今日では登校に不安を持つ生徒の学習の場として、また一律教育と異なる新しい教育の場として期待されています。
    本校では通信部の生徒も、自分の興味ある課題を探求する「課題探究学習」を実施します。無理のない自分のペースにあった学習を進めることができます。

単位制(どのように学習成果が認定されるか。)

  • 単位制とは、大学の単位認定制度に似た卒業認定の制度です。
    学年制では第1、第2、第3学年と、学年ごとに進級する制度を取っていますが、単位制は、一つひとつの科目についての学習成果を評価し、修得単位数を積み上げていく方法で卒業認定する制度で、義務教育ではない高校という場にあった制度です。文部科学省が示す74単位以上をもって卒業を認定します。

課題探求学習

  • 課題探求学習とは、大学の卒業ゼミ、卒業研究と考えることができます。
    自分の興味ある課題を教員と相談して選択し、その課題を探求する課題探求学習を進めることによって、専門(専修)学校に通うこと、仕事をすること、アルバイトをすること、が単位となる可能性もあります。例えば、ある流通系のアルバイトに関わっている場合には、その仕事に関連のある教科を仕事の中で学習しますから、レポートを提出することによって、あるいは課題探究学習の報告発表会の内容によっていくつかの教科の単位認定が可能となるのです。学習するとは何かを生徒自らが考えることができるのです。本校は自ら学ぶという知的探究心の結果として単位修得をしていくものです。

本校のカリキュラムは斬新ですが、オーソドックスです。

  • 高校は学ぶ場です。卒業だけの場ではありません。
    本校のカリキュラムは斬新で、他に例がないと考えています。なぜなら、「生徒が選択できる」こと、そのことに主眼を置いて作っています。本校の最も他校と異なっていることは、体験学習、課題探求学習を多く取り入れていることです。旧来の高校に疑問を持つ生徒は、本校に合った生徒だと言えるでしょう。高校は中等教育の後半に位置付けられています。生徒一人ひとりにとって最も大切な時期です。学び方、学ぶ場所、学ぶことの意義は、それぞれの生き方の中にあって良いのです。
    夢に向かうための時期が高等学校です。個人を尊重する、それ以外には特別なことはしません。授業もオーソドックスです。学び方は、どう学んでも良い、学び方が重要ではありません。人は誰もが生きる為の学習をしています。従って、将来の自己実現のために、自己の研鑽(けんさん)のために学ぶことが必要です。この学習は、純粋なはずです。このことが本校カリキュラムの設置趣旨であり、また本校の核となっているのです。

スクーリングと科目選択、各種検定等教科の方針

  • 以下に天龍興譲高校が行っている授業の概要を記します。詳しくは該当のページをご覧ください。
    1. 開講科目は  科目前後です。
      普通科運営により、オーソドックスな科目を開講しています。1 年次では必修科目が中心となりますが、2年次以降、生徒が科目選択を行います。たとえば数学を1年次で終えることも可能であり、また3年間数学をとり続けることも可能です。5教科中心の学習とするか、自らの学習テーマを立てるかも、生徒本人が決めることができます。
    2. スクーリングは年間10日以上です。
      授業は月?金の9:00?16:45の時間帯で実施しています。
      天学の授業は午前4 時間、午後4時間の1日8時間行っています。この時間割枠の中で、大きくは4つの登校形態が選択でき、一人ひとりの「今」にあったものを選ぶことが可能です。午前授業は単位修得を中心としたもの、午後の授業は将来進路の実現に向け、学力を培っていくものです。また、放課後、教科によっては意欲ある生徒とともに勉強会も行っています。
    3. 到達度にあったレベルの授業を行っています。
      英語・数学・古典は、特に中学校で不登校期間のある生徒のため、その到達度を考え、基礎授業と標準授業を設置し運営しています。(通信部)
    4. 基礎補習授業を開いています。
      たとえば中学時代、長期欠席のため、学習できていなかった項目のある生徒のため、自宅近くのサポート教室で基礎補習の授業を行うことも出来ます。英語・数学・国語を中心とした教科です。出席は自由です。
    5. 教員が質問を待ち受けています。
      意欲のある生徒には、力を惜しみません。どんどん質問に来てほしいと考えています。
    6. 大学進学模試や各種検定試験にも積極的に取り組んでいます。
      受験模試のほか、英検・漢検・数学検定・理科検定、歴史検定なども校内にて実施しています。
    7. 夏期休暇、春期休暇の期間に学力補強講習会を行います。
      1年向け・2年向け・3年向けの講習会を年度ごとに再考し運営します。